中島 輝「自己肯定感の教科書」
何があっても「大丈夫。」と思えるように。自分を受け入れ「それで良い」と納得できる自分になる。折れた自分の心を回復させてくれる処方箋
この本は「強い自分」を作るのではなく「自分を許して自分を大切にする」を知る本です。
気分がすぐれない日もあります。それでもいいんです。そんな時に自己肯定感を意識してみましょう。
自己肯定感を構成する「6つの感」
- 自尊感情
- 自己受容感
- 自己効力感
- 自己信頼感
- 自己決定感
- 自己有用感
これら6つの気持ちのゆらぎが自己肯定感を上下させるとしています。
それぞれがどのような感覚で心に作用するかを各章ごとに解説しており、自身の気持ちを読み取る参考になります。
そして日常の軋轢により低くなってしまった自己肯定感を高めるために様々な方法が紹介されていおり、今すぐできるものから日々の習慣に取り入れるものまでさまざまです。
私がこの本と出会ったのは【頑張ろうとしても頑張ることができない時期】でした。
何かに取り組む際に自己肯定感を意識して、心と感情が弱りそうな時は自分を観察する時間が必要かもしれません。
つまづいて立ち止まった時「自分を好きになって自分を大切にしてほしい」を学ぶ一冊です。
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