
2020ハロプロ人事の急流
アンジュルム新メンバー募集、こぶしファクトリー解散、室田瑞希卒業
「アイドルと活動期間」という避けて通れない現実を突き付けられます。
彼女達が何を感じ、何を思い、どのような決心をして一歩を踏み出すのか。
それは、これからハロプロメンバーを目指すオーディションにチャレンジする人達も、見ている場所は違いますが、考えの仕組みは同じです。
我々ファンに出来る事は、彼女達の貴重な人生の一瞬を応援するだけです。
ハロプロから卒業するに当たり、当事者の思いは当然それぞれでしょう。熱い情熱を持って応援しているファンとしても別れは辛いものです。
卒業発表の後はSNSで様々な意見が飛び交います。特にアイドルを【続けて欲しい側】の意見は辛辣で、その多くはハロプロの仕組みを作って承認している、所属事務所に向けられる物です。
【続けて欲しい側】の人達は公式に発表されている本人からのメッセージをどのように捉えているのでしょうか。「全てが建前で本音が書かれていない」と感じているのでしょうか。応援しているメンバー本人を信用せずに。
「正しいファンの姿」などありませんが、応援しているファンが自身の発言に矛盾を感じたまま応援を続けられるのでしょうか?それとも発言そのものを忘れてしまうのでしょうか。そのような儚さもアイドルの宿命なのでしょうか。
先に卒業した元ハロプロメンバーが、今回卒業を発表した後輩達に(見える範囲で)かける言葉にもそれぞれスタンスが異なります。先を行く先輩達は卒業後に「何を感じ」「何を思ったか」それらの背景を想像してみると、私自身また違った解釈も生まれてきます。そんな中、先輩メンバーの言葉で共通しているのは、卒業発表したメンバーの思いを最大限尊重している事です。
「言わなくてもいい事」「知らなくてもいい事」は実生活でもたくさん有ります。アイドルと言う「夢」を応援している我々は、作られていくストーリーに、ことごとく無力なのです。反面、だからこそ応援する自由があり、それぞれの想いに情熱を傾けられるのでしょうね。