ハロプロ

POPPIN’BASE in KYOTO

連続するイレギュラーを物ともせずに集まった強者どもの夢の跡

2023年6月3日(土)KBSホール(京都)

私が応援しているJuice=Juiceメンバー江端妃咲さんの出身地「京都」でついにライブを観ることができる!そんな思いを胸に過ごした数日間、前日の金曜日は台風の影響で西日本を中心に大荒れのお天気となりました。そして迎えた6月3日の朝…。

「京都観光も楽しむために」と、当初予約していた新幹線の時間に合わせて出発するも、このざま。

昨晩の台風被害により開催そのものが危ぶまれる中、POPPIN’BASE in KYOTO運営公式Twitterは強気の姿勢を崩しませんでした。(アップルフロント主催系は朝の時点で軒並み中止のアナウンス)

「これは祭りの予感だ!」とヲタクの血が騒ぎ長期戦を覚悟して食事を摂るために一旦帰宅、情報収集では運営公式Twitterから「開演時間を遅らせる変更決心を午後12時に」とのこと。

東海道新幹線の復旧は12時からの便とJRからアナウンスされていたので、復旧後の自由席に可能な限り前詰めで乗れるよう見積もりを立てて10時に東京駅ホームに戻りました。案の定、現地は大混乱、ホームに押し寄せる人混みの阿鼻叫喚、地獄絵図に私も飛び込みます。

ここで最初のドキドキポイント。待機している乗車率120%新幹線車両とホームに溢れる乗客で「ほぼすべての人がスマホを使っている状態」なので電波が全く通じない。新幹線が12時以降の出発でも運営公式の「開催時間変更」について私は知る術がありません(かといって電波状況を探して待機列から外れると絶対に新幹線には乗れない)予定通りの開演時間(15時)であれば、お目当てのJuice=Juice出演に関するタイムテーブルも発表されていない状態なのでほぼ「詰み」です。新幹線に乗車して電波使用状況が落ち着いたら確認すると腹を括り、ひたすら耐え忍ぶ2時間となりました。(もしもJuice=Juiceを観られなかったとしても「ブログネタになる!」というヲタク脳)

待つこと2時間半、程よい乗車ポジションにスタンバイできたので混乱に巻き込まれることなく12時30分発の便に乗ることができました。(もちろんスタンディング)

発車後に電波状況が落ち着いたので運営公式Twitterを確認

予想通りではありましたがJuice=Juiceは大トリです。この出演時間であれば、よほどの事がない限り観ることができます。心の中で静かにガッツポーズをして一安心

ここで第二のドキドキポイント。京都までの停車駅は品川〜新横浜〜名古屋と3つしかありませんが、各駅に停まるたびに「(なんとかして)乗りたいです!」「指定席だから通して!」などの押し問答があり着々と遅延していきます。※私のイベント参加チケットは整理番号順の立ち見であるため、入場時間(16時15分)前には並んでおきたいと思っていました。しかし不測事態で急いでいる時ほど「弱り目に祟り目」になるものですね。名古屋では数本前の便で非常停止ボタンが押され(理由は不明)安全点検のためさらに遅延、この時点で1時間15分の遅れが出ていました。12時30分出発なので予定通りであれば14時40分到着ですが遅延を計算すると16時頃の到着です。会場のKBSホールは京都駅から地下鉄+徒歩で25分ほど…。

それでも名古屋出発後はなんとか大きな混乱はなく無事16時ちょうど位に京都に到着しました。約3時間半、新幹線車内スタンディングで向かい合わせとなった老紳士と降車後に「お疲れ様でした!」と謎の連帯感で挨拶を交わし地下鉄へ向かいます。京都駅から会場までは上記の通り25分くらいかかるので、あらかじめコンビニに寄って水分と「せめて何か京都らしい物を」との思いで地域限定「九条ネギ味噌おにぎり」をゲット。(この後に何も食べない一日)程なく地下鉄烏丸線に乗車、ここでやっと約15分の着席!

会場に到着したのは16時30分、すでに私の整理番号から100番ほど入場呼び出しは進んでいましたが、ここでこれまでのライブハウスツアー全国行脚で鍛えた嗅覚が目覚めます。3年以上のブランクはあれど勝手知ったる立ち見場所取り。記憶と経験が蘇りベストポジションに陣取ることが出来ました。(もちろん入場時必須の¥700ドリンクチケットは場所代として飲み物と交換せずにBET)

様々な悪条件を克服してついに準備は整いました。いよいよフェスの開演17時を迎えます。

対バンフェスを楽しむための矜持として「出演者には全てリスペクトの精神」で観覧しております。各出演グループで印象に残ったメンバーは
AIBECK:塩藤さやのさん
群青の世界:工藤みかさん
フィロソフィーのダンス:佐藤まりあさん
HKT48:馬場彩華さん

そしていよいよJuice=Juiceの出演時間となりました。対バンフェスではありますが、江端さん初の地元公演です。ここまでの道のりは決して楽ではありませんでしたが、今日という日を待ち望んでいた多くのヲタクが、西日本に在住している皆さんをはじめ前日の夜行バスや飛行機、鉄道による北陸からの迂回経路、そして私のように東海道新幹線のすし詰めに耐えて等、あらゆる移動手段で会場に集まりました。

出演数分前には「待っていました」とばかりに始まった江端さん地元公演凱旋をお祝いする「妃咲」コール。次々に江端さんのメンバーカラーであるデイジー色(イエロー)のペンライトが点灯されていきます。そして…。

🌼🌼🌼会場に広がるデイジー花畑🌼🌼🌼

「妃咲コール」に夢中になり写真を撮り忘れる…。(参加した人だけの思い出ということで)

(あらゆる意味で)満を持してのJuice=Juice登場です。フェスの締めくくりを任されたグループとしての面目躍如、全8曲を圧巻のパフォーマンスで魅せてくれました(もちろん私の視点なのでそれぞれのグループも凄く盛り上がっていたことを忘れずに付記させていだたきます。)※メンバーの有澤一華さんは健康上の理由による着席でのパフォーマンスとなりました。

Juice=Juiceセットリスト

  1. ロマンスの途中
  2. POPPIN’ LOVE
  3. G.O.A.T.
  4. プライド・ブライト
  5. STAGE~アガッてみな~
  6. あばれてっか?! ハヴアグッタイ
  7. GIRLS BE AMBITIOUS
  8. Magic of Love

対バンフェスなのでMCはご挨拶と告知程度の短い物でしたが、そこは江端妃咲さん初の京都凱旋出演、リーダー植村さんから江端さんへ「京都のステージに立った感想」を話すことも促されました。

MCなどの出来事をピックアップ

※発言者のアイコン:植村さん/🐶、段原さん/🍁、井上さん/✊、江端さん/🌼

  • 「POPPIN’ LOVE」のセリフ部分は入江さんが担当しています。毎回ご当地の方言でアレンジすることが慣例で今回の京都Ver.は「たまにキツく言っちゃうけど、ホンマに好きやからなんやで」でした。会場のヲタクも「フ〜!」と大歓喜
  • 中盤のMCパートにて。🐶「えば、地元だからアレやっときな(「ただいま」宣言のこと)」🌼「やっと京都でライブができてうれしいです。私が入って4年?5年?くらいで念願が叶いました。(以下テンションが高いためフワフワとした言葉が続く)」そこへ🍁が耳打ちをしてご挨拶の流れに。🌼「ただいま〜!」会場「おかえり〜!」※江端さんは2019年夏にハロプロ研修生として加入
  • GIRS BE AMBITIOUSでは江端さんパートの歌詞が大改変されました「京都が大好きサブリーダー」といきなりのサブリーダー発言笑。🌼「間違えた〜」
  • ラストご挨拶MCにて。🌼GIRS BE AMBITIOUSの歌詞思いっきり間違っちゃって。「京都が大好きサブリーダー」って。本当は「京都大好きな私の武器はハスキーボイスカモン」なんですけど〜」✊「本物のサブリーダー、そこのとこはどうなんですか?」🍁「何年後かにね〜(ニコニコ)」
  • GIRS BE AMBITIOUSは今Ver.の段原さんパート歌詞が「広島大好きサブリーダー」なので「○○大好き」と歌ってしまうと「サブリーダー」と続けてしまう気持ちもわかります笑
  • 「Magic of Love」でも恒例のコール「ここだよりさち」が会場に響き渡りました。

困難な現場ほど燃え上がるのがヲタクの習性です。もとより楽しみにしていた「江端妃咲さんの初凱旋」大成功に加えて、合計約7時間にも及ぶ大移動は私の思い出にしっかりと刻まれる一日となりました。

終演後には困難を乗り越えて集まったヲタクに対しJuice=Juice公式Twitterや各メンバーブログでもお礼の言葉が。

今日のまとめ。

  • 早朝に自宅〜東京駅を往復
  • 10時〜東京駅で新幹線に並ぶ
  • 12時30分〜新幹線出発
  • 16時京都到着
  • 16時30分整理番号により立ち見
  • 20時30分フェス終了
  • 21時過ぎ新幹線で着席

京都駅から会場までの地下鉄15分の着席を挟み、合計「約11時間のスタンディング」という1日となりました。笑

江端妃咲さん、初凱旋となる京都でのフェス出演おめでとうございます🌼

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