
ヲタクから見える変化と成長(放言)
ハロープロジェクトも2年ぶりの単独ツアーを終え、全てのユニットが現時点の集大成を披露し初夏を迎えました。
それぞれのユニットを応援している人は毎回のコンサートで機微な変化や成長を感じていると思いますが、それ以外の人たちは数ヶ月ぶりに単独グループのパフォーマンスを見た人もいるでしょう。
モーニング娘。’22、アンジュルム、Juice=Juice、つばきファクトリー、BEYOOOOONDS、そしてデビューに向けてリリイベラッシュだったOCHA NORMA
各グループが約3ヶ月弱、自分達だけで過ごし共有した時間はそれぞれに大きな成長をもたらしたように思います。
インターネットの広い世界を眺めていると時々「最近の○○ちゃんなんか違うんだよな」と言う文章に出会ったりします。その人の背景を見るとしっかりとその○○ちゃん(さん)を応援している場合がほとんどです。
その人たちの真意は解りませんが、意見を読み込んでみると多くの場合
- 自分がある程度予測できて、なおかつそれが許容できる範囲であるものが「成長」
- こうあってほしいと言う自分の理想から離れた変化は「違う」「そうじゃない」
と言っている構造に気づいたとき、なんとも居心地の悪い気分になりました。
もちろん熱心に応援している様子は伝わってきますが、あくまでもそこには「自分の理想とあってるか」が背景にあり、大きくベクトルが逸れるものは「なんか変わっちゃった…」や「どこに向かってるの?」などとマイルドに断罪を言い放つ恐ろしさ。
自身の応援する対象の変化が予測のキャパシティを超えた時、果たしてどのような反応をするのか。最低限「非難」することがないよう自戒し過ごしたいと思います。