日常

R3/11/25 今日の読売朝刊・雑感

【起業家 大企業で育成】

政府の発表で来年から起業家の育成を強化するため、大企業が起業を目指す人を雇用したり新興企業が大企業から人材を受け入れたりする場合の費用を補助するとある。

一読した限りでの印象は「はたして効果が期待できるのか?」と言うところ。米国で広がる「客員起業家制度」を導入するとあるが、日本人に根強くある大企業に絡め取られるマインドセットで如何なものかと思ってしまう。関連費用も8.6億円程度と消極的。

科学分野の基礎研究費についても言われているが「近い将来での成果が見えづらい事業に対する投資が渋い」のが日本の特徴でもあるので「起業家育成」という世界トレンドに対する政府のポーズ程度にしか見えないと言う印象である。

【物の見方「遠近歪曲」のバイアス】

定期企画の「思潮」は論壇紙の書評コーナーで毎回面白い。「遠近歪曲=遠いものほど良くみえ、近いものほど粗が目立」つと言う視点で「メルケル」「日本企業経営者」「原発」「護憲」「反政府」それぞれのテーマについて書かれた書籍を紹介している。

耳当たりの良い「正しさ」を疑うバランス感覚は重要で、必要な情報を自分で調べ、考えてまとめる一連の行動の大切さを啓蒙してくれた「新聞らしさ」の意気を感じるコーナーである。

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