ハロプロ

ハロプロ研修生2021実力診断テストを終えて

昨年に引き続き配信方式により実施された実力診断テストですが、今回も各メンバーの個性が発揮された投票に迷う素晴らしい内容となりました。

※公式に発表・放送された内容以外の意見に関しては当然ながら【個人の主観】となりますのでご了承下さい。(研修生活動という途上過程は変化が激しいので、その都度多くの意見がありますね。他のヲタクの皆さんの意見もとても興味深く読んでおります。)

受賞結果

  • ベストパフォーマンス賞:豫風瑠乃
  • 準ベストパフォーマンス賞:中山夏月姫
  • 歌唱賞:広本瑠璃
  • 歌唱賞:小野田華凜
  • ダンス賞:植村葉純
  • ディレクター賞:有澤一華
  • 宮本佳林賞:江端妃咲
  • 元気にしれくれましたで賞(まこと賞):北原もも

参加者寸評

1番 有澤一華「SONGS」:授与者である橋本ディレクターのコメントにもありましたが、トップバッターの重責をもろともせず安定した歌唱で初参加とは思えない堂々としたパフォーマンスでした。本人は受賞時「キョトン」とした顔で評価に絡むポジションとは思っていなかったようです。

2番 広本瑠璃「ドンデンガエシ」:昨年の可愛い系楽曲(タチアガール)から一転、カッコいい系楽曲での挑戦となった広本さん。白いフードから黒のロックテイスト衣装にも「魅せる」工夫がなされており、歌・ダンス・衣装とバランスの良いパフォーマンスとなりました。個人的には川村文乃さん(アンジュルム)や高瀬くるみさん(BEYOOOOONDS)と同じ系譜(地方出身・努力多彩型)にあるように思います。

3番 村越彩菜「次々続々」:この春中学二年生になった村越さんは見た目の印象も大きな変化があります。この年頃の女の子は短い期間にどんどん大人っぽくなっていきますね。パフォーマンスの印象はダンス・歌唱ともにバランスよく成長を感じられる内容で、特にダンスはメリハリのある力強い表現が素敵でした。

4番 西﨑美空「愛して 愛して 後一分」:自身の発言にもあるように「大人っぽさ」を意識したパフォーマンスで審査員の宮本佳林さんも「鼻血が出る」とのコメントを寄せています。体の線を強調する衣装はまさしく狙い通りだったのでは。自分の魅力や個性を研究して取り組む姿勢は今後の成長に可能性を感じます。

5番 平山遊季「Rockの定義」:個人的に歌唱面で注目してたメンバーです。本番では緊張からか力みが見られて十分なパフォーマンスが出来なかったように感じましたが、それも「ステージの魔力」と言えます。本来は定期の研修生発表会でも安定した実力を発揮しているので今回は貴重な経験になったのではないでしょうか。しかし、ビジュアル面ではシェイプされたウエストを見せる衣装で目鼻のクッキリした顔立ちとともに、その存在感を強めたステージでもありました。

6番 江端妃咲「VERY BEAUTY」:多くのメンバーがリズムのはっきりした曲を選ぶ中、今回唯一ゆったりとした曲調を選んだ江端さん。過去の研修生発表会ではダンス選抜にも選ばれておりますが今回は自身も語るように「苦手意識のある歌唱」にウェイトを置いてその表現に挑戦しました。伸びやかな高音部、顔の表情、柔らかな体の動きなど「感情」が伝わる素敵なパフォーマンスでした。 (可愛かったです…。)

7番 植村葉純「大人なのよ!」:上野まりこ先生が「伸びしろ」を強く評価した受賞です。確かに相対的な歌唱スキルはこれからとも言えますが、素直な取り組みと真摯な挑戦が評価の対象になるのは研修生ならではです。他の研修生からもその可愛らしさから人気の高い植村さんですが今後の成長も見守りたくなるキャラクターですね。

8番 小野田華凜「Do it! Now」:昨年の反省をしっかりと反映させたパフォーマンスでした。全編通しての安定感向上、細やかな表現への追求がよくわかる内容です。プレッシャーの強い中、今持っている実力をしっかりと発揮できたのではないでしょうか。

9番 松原ユリヤ「Are you Happy?」:層の厚い中学二年生グループで最長のキャリアとなる松原さん。中2にして既に4回目の実力診断です。今回は「今できる事」をシンプルに追求したパフォーマンスだったと思います。歌唱面でも安定感が増しており、これに表現力が加われば大きく成長できる可能性を感じました。もともと小柄ですがダンスも力強さが増しており体の成長と共にスキルの成長も期待しています。

10番 橋田歩果「Kiss! Kiss! Kiss!」:パフォーマンス披露後、みつばちまき先生とのやりとりも話題になった橋田さんですが、その場面も含めて「ハートの強さ」を見せつけてくれました。キラキラの衣装や髪飾り、新高校一年生でも守りに入らずに挑戦したその意気は多くのファンに伝わっています。昨年の「One Summer Night〜真夏の決心〜」もそうですが【可愛い系】に強いこだわりを感じますね。

11番 北原もも「ブギートレイン’03」:ハイレベルに仕上げてきた!というのが率直な感想です。今回のBPに絡んでくると予想しておりましたが、投票結果でも第3位に付ける健闘を見せたのも納得です。歌唱の安定感、メリハリのあるダンスに加え、家族の協力を得ながら配信映像を意識したカメラ目線の研究と「他の人の2倍頑張る」というストイックさが見事に成果に繋がりましたね。

12番 中山夏月姫「記憶の迷路」:【筆頭研修生※】の称号は伊達じゃない事を証明してくれました。今回の実力診断抽選後に突如、切磋琢磨して支え合った同期である山田苺さんの研修終了を乗り越えての準ベストパフォーマンス受賞。自分の持つ魅力をよく理解し、ここまで培ってきたスキルをしっかりと生かした表現はまさしく安定した【実力】と言っていいでしょう。デビューへの思いの強さを感じますが今後の課題としては「歌唱力」の強化と「ダンス表現の幅」は大きな【流れ】を掴む土台となると思うので、今回の結果に慢心する事なく今後の向上へのモチベーション維持を願っています。豫風さんとは大きくベクトルの異なるパフォーマンス表現ですが同じ土俵での投票というジレンマに悩まされたヲタクも多いと思います。

13番 石山咲良「Magic of Love(J=J2015Ver.)」:31期は初挑戦ということもありトップバッターの有澤さんと同様、自由にチャレンジするスタンスであるように思えます。北原さん→中山さんと続き、石山さんの後に豫風さんと実力派ラッシュの谷間に順番を引いてしまいましたが、緊張しながらものびのびとパフォーマンスしていたように見えました。整ったビジュアルと長い手足は大きな魅力です。また「高校三年生の綺麗なお姉さん」という見た目とはウラハラに素朴な内面を垣間見ることもできました。

14番 豫風瑠乃「この世界は捨てたもんじゃない」:実力診断テストでのコントロールできない【気運】を引き寄せた豫風さん。当初から評価の高かった歌唱力に努力を重ねた表現力を加え、並ぶ強豪エントリーを抑えて見事ベストパフォーマンス賞を獲得しました。伸び盛りの歌唱力という勢いと、披露順が当初15番目の山田苺さん研修終了により、計らずして大トリになってしまった偶然も何かしらの流れを感じさせます。様々な条件が重なった中ではありますが、本人の持っている実力を素直に出し切ることができたのは受賞の何よりの大前提でしょう。ベストパフォーマンス賞おめでとうございます!

総評:ベストパフォーマンス賞の得票数で見ると総得票数4386票のうち、豫風瑠乃さん(1079票)中山夏月姫さん(945票)北原ももさん(622票)で上位3名の合計2646票で全体の約60%を占めていますが、今回の実力診断は実力が拮抗しており投票も難しかったと思います。

それぞれのメンバーへの投票に至った経緯を想像してみると【実力診断】としながらも表現力としての「歌唱」「ダンス」のシンプルな2項目だけではなく、「衣装」「ビジュアル」や背景にある「努力過程のストーリー」「キャラクター」など投票者の動機は多岐に渡るのではないでしょうか。毎回熾烈な選考過程を想像させる実力診断テストのベストパフォーマンス投票は「単なる人気投票ではない」のが通説です。その日、その瞬間にファンの思いを「引き寄せる力」はアイドルとしての潜在能力を数値化したようにも思えます。

そして投票以外の各賞の意義については専門家の知見や表現者側の観点からの評価として捉えています。言わば事務所としての期待値でもあると。彼女たちの表側だけではなく舞台裏から日々のレッスンへの姿勢やパーソナルな性格を知った上での評価は受賞者の自信の醸成やモチベーションにも大きく寄与することでしょう。

今年も多くの発見と感動があった実力診断テスト。夢に向かって突き進む女の子達の姿はとても大きなエネルギーを感じさせてくれますね。今後もハロプロ研修生の活動を応援していきます。素敵な時間をありがとうございました!

補足参考:昨年のBP賞受賞者石栗奏美さん得票数(1013/4340票)

※研修生選抜ユニットは新グループでの活動が決定しているため実質の筆頭としております。

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