ハロプロ

森貴史「〈現場の〉アイドル文化論」大学教授、ハロプロアイドルに逢いにゆく。

まなかんヲタである大学教授が歩んでいる現在進行形の「ヲタク道」柔らかな文章でわかりやすく【ハロヲタの生態】を解説してくれます。

ヲ知り合いがコラムに紹介されている事がきっかけで知った「ハロプロ現場」に関する本です。

自身を「初心者」として楽しみを深めていく経緯や心境の変化が語られていますが「ライブハウスでの位置取り」「グッズ列」「シリイベ参加」「個別握手会」「トレ物交換」などのノウハウを覚えていく様子は多くの人が通った「ハロヲタあるある」が散りばめられていてヲタク入門書としても楽しめるようになっています。

読み進めていくとヲタ暦の浅さを謙遜する事が多くありますが、その深さと姿勢は完全なるマジヲタです。

故に稲場さんの経歴に関するハロプロ内の「ねじれ構造」や、その他の色々に体面上はマイルドに言及しつつも行間から読み取ってほしい(ヲタなら読み取れる)思いも伝わってきます。(後半部になると色々ハッキリ書いていますが)

7章「卒業公演に行く」では私も参加していた、やなみん卒コン@大阪についての記述があるのですがJuice=Juiceヲタ視点での著者とカントリーヲタとしての自分の視点は、読んでいて対岸から眺める風景となりとても印象に残りました。(対岸と言いながら川底で地続きである事も実感しました。)

「大学教授」という強烈なインテリジェンスの肩書きに畏敬の念を抱きつつも、同じヲタク同士「すごく楽しんでる」「拗らせてる」人間味が楽しい一冊です。

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