
ヒゲを伸ばしてみて
ヒゲの養生は濃い薄いの個人差が非常に大きいため自身の感想になりますが、様々な発見があったので報告します。
ヒゲを生えそろえてみようと思い立って一ヶ月が経過しました。順調に伸びてくれましたが、実際に手入れしてみるとなかなか手間がかかることがわかりました。
手入れのために日々鏡に向かってみて感じたのは
- エリアに対して均等には生えない
- まっすぐに生えない
- 根毛の個体差も強く成長の早さに大きな差がある
- 毛質が髪よりも太くて強い
- もみあげとのバランスも必要
- ヒゲにもコンディショナーは効果的
養生エリアに満遍なく同じ長さで伸びていかないため、途中でバリカンを使用して整えてみました。設定した長さに至っていないものは必然的に長さがキープされるので髭全体の密度が少し上がり、自分の描いているイメージに近づきます。
ヒゲは髪に比べて硬く癖が強い性質があります。そのまま伸ばしても綺麗にそろってくれないためこまめな微修正を続ける必要がありそうです。
また顔全体のバランスを考えると、ヒゲが生えることにより顔の下部に黒い部分が増えるので「繋ぎ」としてのもみあげの存在が重要になってきます。私は顎まで垂直に整えてみました。
もみあげのバランスを調整していると、「長さのグラデーション」も気になります。下端部に行くにつれて短くしないと、ボリュームバランスが悪くなり顔全体の印象も大きく変わってしまうため好みに合わせて整えます。
ヒゲも髪と同じく「毛」には違いないので髪に使っているコンディショナーを使ってみました。感触としては毛が柔らかくなり艶が出たような気がします。
手入れに要する手間は、ヒゲを全て剃っていた頃に比べて細かい部分の修正が必要になり、相対的に鏡に向かう時間が増えてしまいますがその手間を楽しむのがヒゲの魅力ではないでしょうか。
自分の顔をデザインできる楽しさがあるので引き続き研究を進めていきます。