引っ越しは娯楽【最終回】
引っ越しも終了し新生活が始まったら、仕上げに取り掛かりましょう。最終回は新居での「機能性」について考えてみたいと思います。
私の場合は引っ越しに伴い占有スペースが狭くなった事もあり、様々な工夫が必要となりました。部屋作りの手順と工夫したポイントをご紹介します。
生活導線の確認と物の配置を決めます。レイアウトの骨となる、容積の大きいベッド(寝具類)・机・タンス・冷蔵庫などは使いやすさと配置のバランスに注意しました。
この際、部屋で一番長時間過ごすであろう場所からの見え方を重視します。理由は「その場所から見える景色を一番良くする」ことで配置の妥協線を引くことができるからです。
骨組みが決まったら細かい物を配置します。
- 毎日持ち歩く重要な物(鍵、財布、IDカードなど)
- 毎日使用する道具(パソコン、充電器など)
- 毎日使用する衛生用品
- 本・DVD
- あまり使わない貴重品(証券類、契約書、パスポートなど)
- 衣類・バッグ
- オフシーズン衣類
- 捨てられない記念品や資料
- 掃除道具・工具類
以上のように分類し、まとめて配置・収納するようにしました。※スマホは室内でも持ち歩きますので定位置をいくつか決めておきましょう。
ここまで順調に見えますが、私の生来の気質であるヲタクマインドの「どうしても物が多くなってしまう」という点にかなり悩まされました。
引っ越し前に「断腸の思い」で相当な量の物とお別れしましたが、それでも残った精鋭達…。
対策として【高さと壁面を意識した収納】を追求しました。DIYで作成した有孔ボードもそのためです。
空間の制約から気づいた事は、いかに「隠すか」「見せるか」
生活感のある掃除道具や物干し、衛生用品は隠してお気に入りの服や靴、本などは見えるように配置しましたが、今後も改良が必要です。
家は一日の疲れを癒し、明日の活力を得る一番大切な場所です。気持ちよく過ごせる「快適空間」を引き続き目指したいですね。
連載過去記事はこちら→引っ越しは娯楽【その7】
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