日常 / 未来志向

「空気を読む」組織の病

「誰かの迷惑になるかもしれない」という考えが、貴方の進歩や向上、さらには健康や安全を脅かしてはいませんか?

 

会社に迷惑がかかるから。仲間に迷惑がかかるから。

そんな理由で「物事の本質」を見誤っていけません。

会社は報酬を受け取るための契約であり、それ以上でもそれ以下でもありません。ましてや「自己実現」を導いてくれるような期待をしていないでしょうか。

サークルやグループでの活動も「義務」を感じて窮屈な思いをした記憶はありませんか?

巧妙な搾取を企む人は、お金ほど生々しい資産ではなく、目に見えにくい、しかもより重要な「時間」や「愛情」を虚構の「恩」や「やりがい」という言葉で搾取していきます。優しく素直な人ほどこの罠に陥りがちです。

「みんな」や「相手」のために生きる事はできません。まずは最大限「自分」のために生き、その先に「みんな」や「相手」がいることを理解しなければ「自分の人生を生きている」とは言えないのではないでしょうか。

自分が精一杯生きた先に、本当の意味での「人」や「社会」への【貢献】が意味を持つ事になります。

それは孤独な生き方と感じる人もいるかも知れません。しかし自分自身の自由と権利、そして責任は、どんな他人も犯すことの出来ない孤独な営みではないでしょうか。

今一度、新たな視点で仕事や私生活を見つめ直してみましょう。どんな活動であれ、自ら沸き起こるエネルギーと責任感で行動しているでしょうか?

誰かの【迷惑】になるから、組織の【規則】だからという理由で一生懸命になるのは、考える事を怠けた自分自身への裏切りです。

思考停止した無責任な「何かのため」は、無自覚のうちに「連帯感」という奇妙な看板を掲げながら、あなた自身が「搾取する側」になってしまいます。

「自分自身が精一杯生きる」という自由と責任を噛み締めて毎日を生きる事は、それほど難しいものなのでしょうか?

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