ハロプロ / ヲタク

「眼鏡の男の子ドラマCD」が名作な件

アルバム「BEYOOOOONDS 1st」の初回生産限定盤Bに収録されているスピンオフが秀逸です。

ドラマCDとは、音声のみの物語です。ある程度、ビジュアルイメージが確立されている世界観であれば、とてもイマジネーションを刺激する表現媒体と言えるでしょう。

BEYOOOOONDSはご承知の通り「演技」にも力を入れているユニットです。彼女達の演技スキルはこのドラマCDでも十分に発揮されています。

まず、全員の声が良い。「眼鏡の男の子」ワールドでのキャラクターもすっかり定着した感のある彼女達、今では自らその世界を「創る側」になっています。

冒頭、「こころ君」のモノローグは某アニメの「シンジ君」を彷彿させる演技力…。

「眼鏡の男の子」「文化祭実行委員長の恋」では描き切れなかった各キャラクターの背景も多く語られており、(小林さんはこころ君の【いとこ】だった!)もはや「同人化まったなし」の妄想大鉱脈です。

ゲストには、自身の娘さんがハロヲタであるDJ KOOさんが「エンタメ系専門学校ダンス科講師役」として、元Juice=Juiceの宮崎由加さんが「ファミリーレストラン店員役」として参加しています。

※ライナーノーツにあるQRコードを読み込めば台本も閲覧可能です。

一連の「眼鏡の男の子」シリーズについては、高瀬くるみさんもラジオで「舞台化してほしい」と語っており、今後の展開も期待したい所です。

今回ご紹介した初回限定盤BのドラマCDは「眼鏡の男の子」の完成された世界観をさらに深く楽しむためには、必聴の一枚と言えるでしょう。

全てはここから始まった。

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