道産子が感じる関東の冬
北海道から関東に生活の基盤を変更して早10年、いまだに慣れない関東の冬です。
寒さについて、関東と北海道との違いをいくつかご紹介します。
北海道の建物は基本的に二重窓構造です。間に空気の層がある事により、外気の影響を大きく遮断します。二重窓は夏も室内の冷気が逃げないし、結露もありません。こちらでも需要が有ると思うのですが。
室内には灯油ストーブ、上にヤカン、が基本です。空気も乾燥しませんし、いつでも暖かいお湯が沸いているので、お茶などにも困りません。
反面、火の取り扱い、子供がいる場合の柵や躾(しつけ)、ヤカンの空焚きには十分な注意が必要です。(幼い頃に、ストーブに関わる事で叱られるのは、北国の子供あるあるです。)
そして室内での洗濯物が一晩で乾きます。道産子の真冬はストーブをガンガン焚いて、室内は半袖、風呂上りにはアイスです。
道産子が大好きなコンビニ「セイコーマート」は灯油も買えちゃいます。
関東の冬は、雪がない代わりに、とても乾燥しています。油断するとすぐに肌も喉もカピカピになってしまいますね。
乾燥しているため埃っぽく、マスクが必需品で、加湿器も関東に来てから使用するようになりました。
そんな中、10年住んでみて、関東での冬の良い所
- 重い灯油を買ってきて入れる手間も、灯油代もかからない。
- 真冬でも(雪が積もらないので)バイクに乗れる!
- 早朝又は深夜の雪かきが無い。
- 数日間、家を空けても、トイレや風呂が凍結しない。
- なんだかんだ、日中は暖かい日もある。
「郷に入れば郷に従え」ですね。
その土地の特性を楽しんで過ごしたいものです。